厳しい条件が吉と出た!

男性の悲しい性と言いますか、自分で選ぼうとすると若くて少々顔が整っている人になってしまうのです。アプローチしてきてくださった方々は、器量が良いという感じではありませんでした。
前妻での失敗を教訓にして、見た目だけで判断するのはやめようと心に誓いました。

アプローチしてくださった中で、1人だけ気になる方がいらっしゃいました。
彼女は私と同じ離別のバツイチでした。
年齢は34歳という若さでしたが、子どもが産めない体だということでした。
辛い事だろうに、子どもが欲しいと思っている男性が多いことから、正直に記載されていたのです。


メールをやり取りしていると、そのことが原因で離婚になったという話を聞かされました。
それも、流産してしまったがためにそうなってしまったというのです。
「彼女だけに非があるように責めたと」いう一方的な考えだった元旦那に対して、同じ男として情けないなと思ってしまいました。
それでも前を向いて生きているしっかりした彼女の考え方が、私の心を動かしました。

私の方から連絡先交換を打診し、初めて電話した時にお会いすることを決意しました。
何かを感じたのでしょうね。


実際にお会いしてみると、しっかりした考えの女性には見えないほど見た目がほんわかした感じでした。写真よりもずっと可愛らしい女性だったのです。
しっかりしているのにほんわかした印象というギャップが、私の心を癒してくれました。
女性と話してこんなに笑ったことが、ここ5年の間に何回あっただろうか?
初めて会ったとは思えないほど、内容の濃い話をしました。


あれだけ恋愛する時間などないと思っていた私ですが、彼女と出会ってからは変わりました。
仕事も家庭の事も上手くこなし、彼女との時間も上手にやりくり出来たのです。
人は素敵なお相手によってこんなにも充実した日々が送れるのですね。


そのうち、彼女が会ってみたいという我が子に会わせる日がやってきました。
親である私が一番緊張していましたが、彼女と子ども達はいつの間にか打ち解けていたのです。

私の結婚条件は厳しいと思っていたのですが、彼女にとっては棚ぼたのようでした。
子どもが産めない体なのに、一度に3人の親になれるかもしれないからです。
もちろん、私の事が気になったからこそなんですが…。

私は人生で二度目のプロポーズを、彼女のお腹の子が亡くなった日にしたいと思っています。
その子が連れて来てくれた第二の人生を一緒に送ろうと。

 

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